4K60fpsの映像をiPhoneやiPadに取り込んで映像編集する

GoPro Hero 7や、Osmo Pocketの登場で映像制作に完全に魅了されている人が多いと思う。

私も完全にその1人だ。

いつも思うのが撮影した現場でiPhoneやiPadですぐに映像の確認をしたいということだ。
恐らくこれを見ている人もそうであろう。

しかし、現在のiOSでは、4K60pで撮影は出来ても、外部メディアから取り込みことが出来ないのだ。
(4K30pまで取り込むことができる)

4K60pの撮影した映像をiPad Proに取り込む

今回紹介する方法は、恐らく最も安価で、簡単な方法だと思っている。
一番はAppleが公式に対応してくれれば済むのだが…

[準備するもの]
LumaFusion (iPhone・iPad有料アプリ)
https://itunes.apple.com/jp/app/lumafusion/id1062022008?mt=8

FE File Explorer: File Manager (iPhone・iPad無料アプリ)
https://itunes.apple.com/jp/app/documents-by-readdle/id364901807?mt=8

WiFiカードリーダー 「I-O DATA WFS-SR03」
https://www.amazon.co.jp/dp/B07DN8G439/ref=sr_ob_12?ie=UTF8&qid=1552708386&sr=8-12

ファイルサーバー化したSDカード(micro SDカードなど)から映像をiPadに読み込む

まずは、webdavで、Wifiカードリーダーと iPadを繋ぐ。

今回紹介する「FE File Explorer: File Manager 」は、webdavのファイルサーバーに対応していて、とてもUIが綺麗なアプリ。しかも無料。

Wifiカードリーダーのwebdavの設定はそれぞれの仕様を確認し設定してほしい。

今回説明しているのは、私が購入した、「I-O DATA WFS-SR03」での設定例なので注意してほしい。

Wifiカードリーダーは、本体にSDカードをさすことができ、無線でiPhoneや、iPadにファイルを転送することが出来る。

iPadの「FE File Explorer: File Manager 」側は、左メニューにある、[+]をタップし、表示される [WebDav]から設定する。

この時必ずiPadがWifiカードリーダーのネットワークに接続されていないといけない。

ホストURL: http://10.10.10.254/data/
ユーザー: admin
パスワード: (自分で設定したパスワード)

こちらを設定する。
このWebdavに関するホストURLはやっとの思い出で探し出すことが出来た。

もう少しメーカー側がちゃんと説明してほしいものだ。

ファイルの[・・・]のアイコンをタップし、[ダウンロード]をタップし、ローカルに保存が完了したら、左メニューの[ローカル][Downloads]にファイルが保存されている。

そして、そのファイルから同じように、[・・・]アイコンをタップして、
[共有][ビデオを保存]の順にタップすると、見事4K60pの映像が標準アプリのアルバムに保存される。

私の場合、iPad Pro 11inc を使用しているので、アルバムに保存しないで、スプリットビューを利用し、映像編集用のアプリに直接、ドラッグ&ドロップして使用している。

あとは好きな映像編集アプリで編集を行う

私がおすすめするのは、「Lumafusion」というアプリだ。

2500円くらいする有料アプリだが、iPhoneでも使えて非常に優秀なアプリだ。

やろうと思えばPCさながらの編集も可能。

読み込んだ映像の情報を確認すると、ちゃんと 4K60pになっているのが確認出来る。

とは言っても今は映像の確認程度がいいかもしれない

今回紹介した方法は、無線によるものなので、非常に転送に時間がかかる。

私の使い方としては、

  1. 試し撮り
  2. iPad Proに転送し、Lumafusionで開く
  3. LUTを当ててフィルムシュミレーション
  4. 本番撮り

という流れだ。試し撮りに関しては、1分以内におさめる感じで、最小のファイル容量におさめるようにしている。

他にももっとスマートに出来るやり方があるならぜひコメントで教えてもらいたい。