【レンズレビュー】FUJIFILM XF16-80mmF4 R OIS WRは動画向けだと誤解していた。本当はすごいレンズかも。
先日、よく行くカメラ屋さんにて、巷で話題の GFX100 と、今回紹介する XF16-80mmF4 R OIS WR (2019年9月発売)の実機を触ってきたのでレビューしたい。
ただし、この記事は、私が愛用しているカメラX-T3のように、ボディ内手ブレ補正を搭載していないカメラ向きの記事となっている。
写真は、中判サイズのGFX100。
値段はなんと100万オーバー。レンズもそれなりにお高い。
画素数はなんと1億画素 笑
肝心なXF16-80mmF4 R OIS WR の写真を撮り忘れていた…
世界初のレンズ内手ブレ補正6段がまじで凄かった
一番驚いたのが、手ブレ補正の強さだ。
なんと6段分の手ブレ補正が、しかもレンズに搭載されている。
まるで、GoProで見ているかのように、時が止まる。
手持ちで1/2 のシャッタースピードでも、ばっちり写真を撮ることができた。
特に風景を撮影する私にとってはこの機能は凄まじい恩恵をうけることができる。
大三元レンズ XF16-55mmF2.8 と比較してみる
XF16-55mmF2.8 は最近私の一番のお気に入りだが、どうしても明るさが足りないことが多々ある。
手ぶれ補正がついてない分シャッタースピードに頼るのだが、どうしても三脚必須になってしまう。
そうなると、シャッターを切りたいときにきれない時があって後悔するシーンがすごくある。
その点、XF16-80mmF4 R OIS WR はどうだろうか。
F4という若干気になる明るさだが、その分シャッタースピードを遅らせて手持ちで撮ることができる。
しかも、これが結構明るかった。さらに結構ボケる。
そして、XF16-55mmよりも、80mmまでF4通しで撮影できる。
最初は動画で使えるのかなと思っていたが、実は写真の方で真価を発揮できるレンズではないだろうか。
申し分ない機能とスペック、お値段もお手頃で超バランスのいい一本
値段も実売が10万を切るくらいになりそうなのだが、
正直触って見た感じ、これは絶対買いの一本だと思った。
実機を触るまでは、全然興味わかないレンズだったが、触ってみてわかる最高の1本だった。